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UUUMが赤字に転落!?

2020年7月14日にUUUM社は第5期目の決算を発表し通期では黒字ではあったものの、
直近四半期(5期4Q)で3年ぶりに赤字を計上した。

大物YouTuberなどの離脱などが目立っていた中での赤字だったので
どのような原因なのか、回復の見通しはあるか決算書の内容から見て行きましょう。

 

 

■UUUM社のビジネスモデル

まず、UUUM社はどんな収益構造になっているのかというと
最も売上構成で大きいのは広告費となっています。

①超大物YouTuberが沢山所属しているマネジメント事務所
②YouTuberの広告費の20%が売上
③企業とのタイアップ
④グッズやイベントなどの運営

 

 

■赤字の原因分析

<増加ポイント>
所属チャンネルの3ヵ月間の動画再生数は
爆増してました。

113憶回⇒140憶回

自粛や緊急事態宣言の影響もあって
かなりの伸び率を記録した。

<減少ポイント>
再生数は上がったものの「再生単価」の減少が顕著

売上の大半を占める広告収益の再生単価を出して見ると
コロナの影響が大きいのか、
再生単価が非常に下がっていたのが分かる。

再生単価
※再生数/アドセンスの売上金額
=1再生あたりの再生単価

17年:[1Q]0.147円⇒[4Q]0.201円
18年:[1Q]0.173円⇒[4Q]0.238円
19年:[1Q]0.222円⇒[4Q]0.310円
20年:[1Q]0.265円⇒[4Q]0.242円

例年であれば10%程増加しているところが
今期は20%ダウンしていることがかなり影響を受けているようだ。

 

 

■赤字の理由の考察

【単純に売り上げ減】
コロナの影響で広告を出す企業が減った為単純にYouTubeの広告費や
起業とのタイアップやイベントの減少により
再生回数は爆増しても広告単価が下がってしまったので
単純に売り上げが落ち込む事となった。

【販売管理費の増加】
新規事業の業務委託費や広告費の投資コストが増加

つまり、投資コストは上がったが売り上げが落ち込んだ為
赤字となったという事のようなので
そんなに心配することは無いのではないだろうか。

 

■UUUM社が発表した見通し

・2021年5月期はクリエイターへの成長投資による成長加速を狙うとともに、
より幅広い個人・インフルエンサーに向けたサービス拡大を実現すべく、投資期と位置付け。

・売上面では、新型コロナウイルスの影響は続くものの、戦略投資による成長加速や、
吉本興業などアライアンス先との提携効果を見込み、アドセンスやタイアップを中心に
売上の成長加速を狙う。

・コロナの影響については、アドセンスやタイアップは1Qまで、グッズ、イベントは2Qまで続くと想定。

・クリエイターへの戦略投資を実行することなどから、2021年5月期の営業利益は減益を予想。
1Qから4Qにかけて尻上がりの業績回復を想定。

 

 

 

■総評

人気YouTuberの離脱が相次いでいたので、
大きなインパクトがあったのかと思っていたがそこまで影響は無さそうなので
ポイントは下記4点かと。

・売上が下がって、販管費UP
・大物YouTber離脱の営業は軽微
・コロナで再生単価が下落が主要因
・年末に向けて再生単価は戻るのかがポイント

決算内容からみると、短期的な赤字転落は一時的なものであり
来期は約30%ほどの売上増を見込んでいる(販管費も30%増加想定)為
年末までの回復がどのような推移を見せるかがこれからの命運を分けるのではないでしょうか。

これからに期待ですね。

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